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2011年 09月 10日
ずいぶんご無沙汰してしまいました。 古書マニアに「盆と正月くらい、更新してみたら」などといわれていて、我ながらあきれ果てるのですが、どうにもPCに触れられない日々でした。 今年はほんとうに大変なことが起きて、まだ、東北の大震災のお見舞いもできないうちに紀伊半島の台風、もうこれ以上何もきませんように、と祈るばかりです。 東北、紀伊半島のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。 先日ふとしたことから、祖母がいたころの京都の家を思い出しました。 きっかけは「山吹」。私がまだちいさな子供の頃、玄関先にあった山吹を指して祖母が「私はこの山吹色が好きでなぁ」と話していたこと。その山吹と重なるようにグミの木があって、表戸の反対側には金木犀、中庭には無花果や椎の木、沈丁花・・などなど。今はもう見ることのできない庭や家のことが次々と浮かんできました。曖昧なようで案外はっきりとそのカタチが見える気がして。 記憶というものは厄介なこともあるけれど、現存しない家やもの、感覚さえもこうして思い起こすことができる・・ もうずいぶん前のことになりますが、うんと悲しいことが続いたときに、何故だか、今まで自分の住んだ家や部屋の間取り図を次々と描いたことがありました。 祖父の、本に埋もれた部屋。文机や書きもの机と回転椅子かあったこと。一心に机に向かう祖父の後姿までもまざまざと思い出すことができる・・ 手を差し出せば届きそうな過去。 けれどたぐり寄せられない昔の日々。 懐かしくもあり、少しかなしくけれどもほんのりあたたかであまずっぱい・・
by LEFFIE
| 2011-09-10 19:21
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