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2008年 01月 31日
雪の本島へ渡った前日はココでした。 金刀比羅宮 のこんぴらさん。 丸金マークがあちこちに。 お目当てはコレ。 若冲です。ガラス越しのツバメを見ました。 京都、相国寺の若冲があまりにヨカッタので、同じメンバーでここまで来てしまったのですが、全員無言・・・ でも、785段もの石の階段を登らなければ辿り着けないこんぴらさんは面白かった。 応挙や若冲、岸岱があったのは、さらに583段、総数1368段の階段を上ったところの奥書院。 書院の襖絵です。 書院というからには、靴を脱いで拝見するのですが、日頃は素足で平気な私も吹きさらしの会場ではさすがに寒さで震えました。 これは資生堂パーラー、エントランスの鉄の床。 そ、こんぴらさんに何故か資生堂パーラー「神椿」があるのです。 ま、一昔前は宗教は娯楽でもあったのだから、パーラーがあっても不思議ではないのですけれど。 なかなかにおもしろい取り合わせです、資生堂とこんぴらさん。 で・・・パーラーで珈琲もいいのだけれど、、、 甘酒でひといき。 温まって、下界へ下りました。 「金刀比羅宮 書院の美」今日最終日・・です。 **資生堂パーラー 追記しました。2008/2/3 丸亀にも立ち寄り、すてきな美術館でマルレーネ・デュマス展を見てきました。 ここでは常設の展示にたいそう興味深いものがありました。 裸の人形のボディや函、キャンデーの包み紙と針金でつくった動物などなど・・ これらは猪熊弦一郎の持ち物コレクション。 展示もとても美しく心惹かれました。
by LEFFIE
| 2008-01-31 00:00
| 美
|
Comments(10)
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mican-lingo at 2008-01-31 20:59
やっぱり!そうじゃないかと・・。
こちらにうかがうと、ああ,旅にでたい。 という気持ちをかきたてられます。
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mod_only_knows at 2008-02-01 17:55
1368段の上の若沖!しかも奥書院の襖絵なんて!
まるで赤江瀑の世界ではないですか(すみません、かぶれてます…)。 白い息を吐きながらみるのもまた、格別でしょうねえ。 体力と根性を鍛えて、いつか行ってみたいものです。
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kohakuza at 2008-02-03 00:44
ええー?!
こんぴらさんと猪熊さんをハシゴだったのですか?! それはスゴイな〜 でも気持ちは分かりますとも。 私は一昨年、金毘羅宮に若沖観に行きましたが やっぱりちょっと地味でした。 他の演出がきらびやかすぎるのかもしれませんね〜。 でもやっぱり階段登らないと辿り着けない 金比羅さんは魅力的でした。
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LEFFIE at 2008-02-03 01:34
mican-lingo さま
「やっぱり ! 」は若冲のことですよね・・・? むむ、若冲やっぱりくすぐりますね。 冷蔵庫のような京都に行っていて、お返事が遅くなってしまいました。 VQ1005と旅にでられるといいですね !
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LEFFIE at 2008-02-03 01:54
kaorun さま
赤江瀑・・未読です。が、想像するに耽美伝奇幽玄怪奇な世界でしょうか・・・ 古書マニアの書庫を探してみます。 夜の金刀比羅宮はなかなかに怖そうで根性要るかも、、ですが、階段上るとどんな世界が待ってるんだろ、という お楽しみは格別です。 いつか行ってくださいね〜
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LEFFIE at 2008-02-03 02:00
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Kcouscous at 2008-02-06 21:36
こんばんは。
一昨年、私はもっと欲張ってこんぴらさんと猪熊さんとイサムさんをハシゴしましたよ〜。若冲を見られるとわかっていたら今年にしたんですけどね。残念! 同時に公開されたらしい田窪恭治氏のふすま絵その他はご覧になりましたか? 完成して普通に見られるようになるのだったら、いつかもう一度訪れてみたいものです。
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LEFFIE at 2008-02-06 23:09
Kcouscous さま
ええ〜っ、「こんぴらさんと猪熊さんとイサムさん」ですか !! そそそうなんですよね〜。こんぴらさんと猪熊さんとイサムさんと、そしてできれば鎌田醤油さんにも、というのがいちばん欲張りかも知れませんね。 田窪恭治氏のふすま絵は未完ながら公開されていました。 この書院の建造物と庭がすばらしく、しかも田窪氏の椿で現代の息吹というか風が通り抜けるようで、面白かったです。凄寒(こんなコトバあるのかな?)でしたけど。 襖絵は林檎ではなく、椿でした。ん、椿とこんびらさんは何か縁があるのかな・・・ この秋にはギメに行くみたいです。 http://www.konpira.or.jp/info/0010/guimet.html
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Kcouscous at 2008-02-07 00:53
えっ、こんぴらさんがギメに行くんですか!!
すごいですねぇ〜。青い椿のエクステリアの資生堂パーラーにギメとは、丸金マークの金刀比羅さんからぐっとモダンにイメージチェンジですね。 面白いサイトをいろいろ見せてくださって、ありがとうございます。 そうか、ギメに行けばぜんぶいっしょに見られるわけですね。う〜む。 しかしパリよりは四国のほうが近いですね。鎌田醤油もあることだし(^^)。 椿のモチーフは、こんぴらさんの境内のそこらじゅうに、やぶ椿の古木があるからなんだそうです。林檎の教会もいつか見てみたいなあと思います。
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LEFFIE at 2008-02-07 20:04
Kcouscous さま
たしかに秋のギメはちょっとそそられますよね。 こんぴらさんと椿、そうだったのですね。 そして、椿から資生堂へ、なるほど。 そういえば、田窪恭治氏の襖絵のある書院のお庭にも椿の古木があったような気がします。やぶ椿ってどんな椿かググってみたら、こんな記事がありました。 Kcouscous さんのおかげでちょっぴり甘い夕方でした。ta! 「やぶ椿の蜜吸ふすべを教へしがかの人もすでに清き子の母」(岡野弘彦)。弘彦はこの短歌を解説して以下のように言う。「花首のところに唇を寄せて吸うと、冷たくて香りの高い蜜がとろりと舌の上に流れてくる感触は、ひそかな罪の意識にも似た甘美さで、今も私の胸に生きている」。 少年時代、私も岬の椿の蜜をよく吸った。濃緑の葉の向こうで海が光っていた。(俳人・坪内稔典) (毎日新聞・新季語拾遺/1999年2月22日)
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