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2012年 02月 14日
![]() ヴァレンタイン・デーがお誕生日の友人に会うので、プレゼントをつくった。 この友人は不思議なヒトで、ずいぶん前から独り部屋を持っている。 日本でも有数の贅沢な住宅地にすてきなマンションを所有していて、とてもハンサムな夫と暮らしているのに、彼女は週のほとんどを学生街のワンルームで独りで過ごしているのだ。 あんなにリュックスな住まいをどうして愉しまないのかしら・・と訝しく思っていたけれど、簡素なワンルームに友人たちを招いたり、(私もそのワンルームに伺うのだけれど)フランス語を教えたり、習ったりして嬉々と暮らしているらしい。 今や、私も欲しい「夢のリトリートハウス」 「先輩」にやりくりなど、指南してもらうつもり。 人は皆、避難場所がいるのかもしれない・・と思ったりもする。 どんなに恵まれた住環境であっても、だ。 この本で知ったYSLの隠れ家は、彼とピエール・ベルジェのいくつもの愛の館とまったく違った室内装飾だった。 とてもモダーンで明かるく、テラスからはエッフェル塔が望め、居心地の良さそうなベージュのソファにアフリカの彫刻やスツールが配され、YSLのプライベートコレクションの黒人ボクサーの写真が印象的なペントハウス。 このボクサーを撮った女性写真家Martine BarratはYSLがオランにいた青春時代にすでに知っていたのだという。 YSLのようにいくつもの家はないけれど、そして、比較のしようもないのだけれど、今私がいる家にとても不満がある訳ではない。オフィスワークができる気持ちのいい小部屋もあるし、ボロだけどアトリエだって持っている。だけれど、、、 やっぱり、欲しい、夢のリトリートハウス ! リトリートハウスの住人に針金でつくったプレゼントを持って会いにいこう。 彼女の本宅、豪華マンションにはふさわしくないけれど、 ワンルームには似合いそう。 2012年 02月 06日
![]() 昨秋、ジュエリー展にお誘いいただきました。 テーマは「祈るかたち」。 つくったのは、「19867」。 タイトルの数字は3.11の半年後の、亡くなられた方と行方不明の方々の数です。 素材に使ったのは、壊れた電卓。 シリコンの数字の部分をブローチにしました。 普段、なにげなく叩く電卓の数字・・ 「1」 「9」 「8」 「6」 「7」 五桁もの数字。 この数の何倍もの哀しみがある。 けれど、私にできることは祈ることだけ。 祈りながら、つくったことを思い出しました。 夏にPCがクラッシュしてしまって、そのままになっていたのですが、遅ればせながらのご紹介です。 新聞によると、2月3日現在の東日本大震災で亡くなられた方と行方不明の方々の数は 19867(2011/9/11)から19116になっていました。 数が減る理由が良いことであれば、いいのですが・・ ![]() ジュエリー展で数字はすべて売れてしまって、残ったパーツ「%」でつくったブローチ。 2012年 01月 21日
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![]() 2012年 01月 20日
![]() (そっとちいさな声で)今年もよろしくお願いします。 今年の夢はリトリートハウス。 この異国のドラゴンの地に ? いえ、実現をめざして近場にするつもりです。 でも、ハウスは無理でルームかな。。 この方のretreat houseはアンバリッド近くのペントハウス。 デコレーターはJacques Grange、 アントニオーニの映画がイメージのインテリア・・・ 羨まし過ぎ!! 2011年 12月 25日
![]() 聖夜も過ぎて、あまり、らしくない我が家のクリスマスです。 今年ももう数日。 このところ、さまざまに思い巡らすことの多い日々です。 上の写真、ピンクの箱はYSLの香水Paris。 とてもすてきだったルル・ド・ラ・ファレーズさんが亡くなられたと知って、衝撃を受けました。 もう一度みたいこの映画 ! 映画の彼女はとても快活でお元気そうだったのに・・・ 映画を観てから、この本を再読しています。 ふたりの愛、YSLとPierre Bergéの、肉体と精神の愛が尋常でなくうつくしい。 このような愛があったのか・・と。 今年は、やりたくてもできなかったことの方が、残念ながら、多かった年でもあった反省から、来年は考えて悩むより、実行の年にしよう、と目論んでいます。 どうぞ、みなさま、よいお年を。 *パノラマ **サンロック教会 映画 2011年 09月 10日
![]() ずいぶんご無沙汰してしまいました。 古書マニアに「盆と正月くらい、更新してみたら」などといわれていて、我ながらあきれ果てるのですが、どうにもPCに触れられない日々でした。 今年はほんとうに大変なことが起きて、まだ、東北の大震災のお見舞いもできないうちに紀伊半島の台風、もうこれ以上何もきませんように、と祈るばかりです。 東北、紀伊半島のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。 先日ふとしたことから、祖母がいたころの京都の家を思い出しました。 きっかけは「山吹」。私がまだちいさな子供の頃、玄関先にあった山吹を指して祖母が「私はこの山吹色が好きでなぁ」と話していたこと。その山吹と重なるようにグミの木があって、表戸の反対側には金木犀、中庭には無花果や椎の木、沈丁花・・などなど。今はもう見ることのできない庭や家のことが次々と浮かんできました。曖昧なようで案外はっきりとそのカタチが見える気がして。 記憶というものは厄介なこともあるけれど、現存しない家やもの、感覚さえもこうして思い起こすことができる・・ もうずいぶん前のことになりますが、うんと悲しいことが続いたときに、何故だか、今まで自分の住んだ家や部屋の間取り図を次々と描いたことがありました。 祖父の、本に埋もれた部屋。文机や書きもの机と回転椅子かあったこと。一心に机に向かう祖父の後姿までもまざまざと思い出すことができる・・ 手を差し出せば届きそうな過去。 けれどたぐり寄せられない昔の日々。 懐かしくもあり、少しかなしくけれどもほんのりあたたかであまずっぱい・・ ![]() 2011年 01月 31日
![]() どこかにあったはず・・・ と探してみたら、いとも簡単に見つかりました。 こういうのはデジタルのいいところですね。 ずいぶん前に美術館で撮った写真。 フィルムだと、発見されてない自信あり、です。 ぁ、なにが ?? ・・・・って、こちらで紹介されていたライトの写真。 でもずいぶん印象がちがいます。 たぶん 上の写真はプロトタイプ。 デ・ルッキさんが(失礼)食卓にあったお皿に気紛れで工具をぶっ立てて(失礼)手元のフォークを曲げてシェードにした、、、なんて まるで動画で想像できそうなリアルさです。 製品になったライトは洗練されていて うつくしい。 同じものだと思えないほどですが、私は名作といわれている工業製品のプロトタイプを見る機会があると、 必ず、といっていいほど、その製品の原型に見惚れてしまいます。ホフマンの椅子やブロイヤーの家具、ステンレスの製品のプロトタイプでさえも人間が手でつくった跡形が感じられて。 仔細に観察すると、プロトタイプと製品になったライトとの違いがいくつもあっておもしろい。 おまけ 2011年 01月 20日
![]() のっけからいまごろなんだっ、と遅ればせながら、、、 今年もよろしくお願いいたします。 なかなか うまくできなかった針金お習字、ぼちぼちと練習を重ねております。 新年には これがいいや、とやりはじめたのはいいのですが、困ったのが『é』の文字。 一本のワイヤーで e の上にくっついているアクサン記号をどうつけるか?? 悩んだ末にやっぱり銀三師匠のお手本を参考にさせていただきました。 ![]() 銀子の針金修行はまだまだ続きそうです。
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